コーヒーの豆知識

コロンビア産コーヒー豆の特徴とは?歴史や種類も詳しく紹介!

コロンビアは世界有数のコーヒー大国です。

ブラジル、ベトナムに次いで世界第三位の生産量を誇り、輸出量でも同位になります。

銘柄で販売されたりブレンドに用いることも多いので「コロンビアコーヒー」という名称ではあまり馴染みがありませんね。

ですが、実は超有名なあの銘柄もコロンビア産だったりするのです。

ここではそんなコロンビアコーヒーの基本的な情報をご紹介します。

コロンビアコーヒーとは

コロンビアの国旗

コロンビアコーヒーは名前の通り、南米の国コロンビアで作られるコーヒーのことです。

欧米の先進国に比べればそれほど有名な国ではありませんが(強いていうならサッカーが強い国のイメージ)、コーヒーの冠名に「コロンビア」と付けることで、確かな品質から国のイメージもアップした印象です。

コロンビアと聞けばコーヒーを思い浮かべる方も多いでしょう。

コロンビアコーヒーの特徴

コーヒーとテーブル

コロンビアコーヒーの味の特徴は「酸味」です。

酸味というと酸っぱくてあまり美味しそうな印象ではありませんが、コーヒーにおいては「スッキリと飲みやすい味」として、よくいわれます。

酸味を好んで飲むコーヒー好きな方もいますが、コロンビアコーヒーは一般的にコーヒー好きでない方にも飲みやすい銘柄とされています。

ストレートで味わうのもおすすめですよ。

コロンビアコーヒーの歴史

コロンビアの街並み

コロンビアでは20世紀にコーヒーが持ち込まれ、本格的な栽培が始まりました。

それ以前では教会(修道院という説もある)に「コーヒーノキ」が植えられた説話もあります。

本格化するとコーヒー業界は急速に成長し、コロンビア経済を支える大きな産業となりました。

人口の4分の1ほどがコーヒー産業に関わっている、ともいわれます。

まさにコーヒー大国ですね。

コロンビアコーヒーは世界文化遺産に登録済み

2011年には“高品質で世界に名立たるコーヒー生産を持続した”ことが評価され、世界文化遺産に登録されました。

そして現在、世界第三位の生産量と輸出量を毎年継続しています。

上位にあるブラジルとベトナムのコーヒーが比較的大衆的な品質で広まっていることから、コロンビアコーヒーこそが「世界で最も多く作られ、最高品質を保つコーヒーブランド」であると称賛されているのです。

コロンビアコーヒーの種類

コロンビアの豆と袋

コロンビアでは、全てアラビカ種での栽培が行なわれます。

アラビカ種は、ロブスタ種と比べて栽培が困難ですが、味と香りが良く高品質です。

以下、代表的な品種をまとめました。

コロンビアで作られる代表的な品種

◇バリエダ

国内生産の半数以上を占める品種。

アラビカとロブスタの様々な種類の交配によってできたもの。若干品質は劣り、生産性が高い。

◇カトゥーラ

バリエダと並び、コロンビア内で大量生産される品種。

酸味と渋味が強く、香りは控えめ。

◇ブルボン

アラビカの中でも高級に位置する。2年に1度しか収穫できない。

香り、コク、甘みに優れ、コーヒーにイメージされる苦味が少ないため、飲みやすい。

コロンビアの最高級コーヒー「エメラルドマウンテン」

缶コーヒーでもお馴染みの「エメマン」ことエメラルドマウンテンは、コロンビアコーヒーの高級銘柄です。

コロンビアの国内生産のうち約3%しか存在せず、収穫量も少なく、ブランドの審査基準も厳しく定められます。

コロンビアコーヒーらしい酸味はフルーティで、味にも甘みと深いコクがあります。

ストレートで飲まれることもまずないほど、価格も高いです。

缶コーヒーのエメマンは、正式には「エメラルドマウンテンブレンド」で、数%含まれるのみです。

「スプレモ」に代表されるコロンビア式の等級付け

コロンビアでは、豆の等級(グレード)に独自の名称が付きます。

最上級はすでに紹介した「エメラルドマウンテン」。極希少な最高級品種です。

次に高いのが「スプレモ」 。「コロンビア・スプレモ」の名前で日本でも馴染みがありますね。

その次が「エキセルソ」。輸出にも用いるようですが、わざわざ銘柄に記載はされません。

それ以下の豆は国内消費に用います。

どこの国でも共通しますが、輸出に用いる豆はできる限り高級な品種が選ばれます。

品種の劣る豆は国内でさっさと消費されてしまうのですね。

コロンビアコーヒーは世界遺産に名を載せるブランドですから、輸出されるコロンビア銘柄のコーヒーは総じて高品質と見て良いでしょう。

おわりに

さっぱりした酸味が特徴のコロンビアコーヒー。

世界第三位の生産量と輸出量ながら、品質は世界トップともいわれます。

スッキリと飲みやすい味なので、コーヒーの苦味が嫌いな方でも、コロンビアコーヒーなら口に合うと思います。ぜひお試しください。

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ヤマグチ@Web writer
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ライター/作家名「山口歌糸」/オフィスタイト代表/竹取物語に関する評論文で「市民文芸ふじのみや第46号 随筆の部優秀賞」/UCCドリップマスター認定

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